占出山
Urade-Yama
2013/7/17
占出山は神功皇后が鮎を釣り戦勝の兆しを占った故事に由来し,神功皇后を祭神として祀っている。水引は平成二十五年(2013)に新調された「三十六歌仙」,前懸は「宮島」,左右の胴懸は「松島」と「天橋立」。
舁山は神輿と同様に舁いて巡行するのが本来の姿であるが,近年は負担軽減のため台車を付けている。見送は綴錦「双龍宝尽額牡丹鳳凰文図」
2013/7/15
「三十六歌仙図」 左から,僧正遍昭,山部赤人,伊勢,紀貫之,柿本人麻呂
神功皇后は安産の神として信仰され,宵山期間中,会所では安産のお守りが授与される。また,占出山のくじ順が早いとお産が軽いとの言い伝えがある。巡行の最后を飾る船鉾や大船鉾も神功皇后の故事に因んでおり,古来から絶大な信仰を集めていることは興味深い
御神紋入りの金具
宵山飾り この年に新調された「三十六歌仙図」と「日本三景図」
胴懸の「天橋立」
胴懸の「松島」
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