200系
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 200系は1982年の東北新幹線および上越新幹線の開業に合わせ,は962形試験車をベースに1980年から製造された形式で,東海道・山陽新幹線の0系と異なり寒冷地を走行するため,徹底的な耐寒・耐雪対策がなされています。200系0番台車は1982年までに1次車‐5次車,E1‐E36編成の432両が製造され,1983年の6次車からは240km/h運転に対応した1000番台車 E37‐E39編成となりF1‐F3編成に改番されました。1984年の7次車,F4編成以降は先頭車の業務用室が縮小された1500番台となりました。1987年には先頭車の221形および222形のみ,100系と同じシャークノーズの先頭部形状とした2000番台車が製造されF52,F58編成に組み込まれました。1988年以降,シャークノーズの先頭車221‐200番台222‐200番台がそれぞれ4両,中間電動車から改造されています。
■初期編成 ←東京 盛岡・新潟→
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
200系
E・F編成
221
Mc
226
M'
225
M
226
M'
225
Mk
226
M'
215
Ms
226
M'
237
Mb
226
M'
225
M
222
M'c
0番台 E1‐E36編成
1000番台 F1‐F3編成
1000番台
1500番台
F4‐F21編成(先頭車のみ1500番台)
2000番台 F52・F58編成(先頭車のみ2000番台)
200番台 F42・F5・F8・F40編成(先頭車のみ200番台)
1991/5‐6月 7号車と11号車を入れ替え
221形
No.D70s_050730-12
2005年7月30日
200系
221-1+237-1
新幹線総合車両センター
200系先頭車のフォルム。0系をベースにしながら前面のスノープロウ,床下機器のボディマウント構造,緑14号塗色が大きな特徴となっています。
No.D70s_050730-71
2005年7月30日
200系
221-1+237-1
新幹線総合車両センター
先頭車の221形は普通席を備える制御電動車で,偶数各形式とペアを組んで使用されます。運転台は東京向き。
222形
No.190-30
1990年6月16日
200系 E編成
222形他 12両
東北新幹線 古川
古川を出る上り列車。手前が12号車,222形。
No.D700_120105-511
2012年1月5日
200系 K43編成
222-1003他 10両
東北新幹線 東京
元F3編成,1983年日立製作所製,1000番台車で構成されています。12両編成でしたが1998年11月に秋田新幹線併結のため10両化され,222形には400系およびE3系との併結用連結器,自動解結装置が実装されました。編成名もK43編成となっています。
(2022/08/25追加)
No.D700_150718-110
2015年7月18日
200系 K31編成
222-35
鉄道博物館



222-35は盛岡方の先頭車で,もともとE35編成の10号車として製造され,F56,F64,F56,K11,K31編成と変化しています。山形新幹線の開業時に400系「つばさ」と併結運転するための自動連結機能が実装されています。
No.D850_221112-210
2022年11月12日
200系 K31編成
222-35
鉄道博物館
まるで倉庫。 とにかく暗い上に障害物がごちゃごちゃ多くて見てるだけでストレスがたまる鉄博ですが,無理やり撮影。
(2022/11/14追加)
No.D850_221112-215
2022年11月12日
200系 K31編成
222-35
鉄道博物館



妻面の外幌と車端ダンパ,特高圧受電部
(2024/09/29追加)

 2022年6月17日 ページ新設
 2022年9月24日 Safariで半角数字列が電話番号リンクされるのを無効化
 2022年11月14日 イベント毎昇順から時系列降順に変更
 2024年9月29日 初期編成表を追加


■参考文献
 Wikipedia 新幹線200系電車


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