500系

 500系は,JR西日本が開発し1996年に登場した営業最高速度300km/hの新幹線車両です。列車がトンネルに高速で進入する際,トンネルの反対側で発生する衝撃波の原因となる微気圧波を極力低減するため,きわめて長い前頭部形状と丸くて細い戦闘機のような車体断面を採用しており,子供達から絶大な人気を誇りました。この結果,従来の「ひかり(0系,100系)」「のぞみ(300系)」とは一線を画し,'500系新幹線'の名称が一般に浸透しました。0系と同様,全電動車方式(16M)を採用し,山陽で300km/h,東海道では270km/hで走行する性能を誇りました。駆動方式はGTOを用いたVVVFインバータ制御で,かご形三相誘導電動機を制御しています。500系は,絞った先頭部形状のため,先頭車の座席定員が他の系列より12名少なく,また最前部に客室扉がないなど,ダイヤが乱れた場合の運用変更や客扱いに支障をきたすことが課題となりました。このため,500系と同等の速度性能で,かつ座席定員や扉位置が確保できるN700系が誕生すると,2010年2月限りで東海道区間から撤退しました。500系は16両×9編成,144両が製造されました。2022年現在,8両短縮編成が山陽区間で活躍しています。なお,座席定員の比較は,300系,700系,N700系が1,323名,一方,500系は1,324名でトータルの輸送人員は同等です。

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500系
W編成
521
Mc
526
M1
527
Mp
528
M2
525
M'
526
M1
527
Mpk
518
M2s
515
Ms
516
M1s
527
Mpkh
528
M2
525
M'
526
M1
527
Mp
522
M'c
W1〜W9編成
500系7000番台
V編成
521
Mc
526
M1
527
Mp
528
M2
525
M
526
M1
527
Mpkh
522
M2c
V2〜V9編成 2008〜2010年にW2〜W9編成から改造

500系 W編成
No.D200_080103-55
2008年1月3日
500系
山陽新幹線 広島
広島駅に進入する下り500系のぞみ,W7編成。
No.D200_080103-56
2008年1月3日
500系
山陽新幹線 広島
JR西日本の青を基調としたカラーリングで一世を風靡しました。
No.D70s_080103-36
(息子撮影)
2008年1月3日
300系
山陽新幹線 広島
戦闘機のような先頭部形状が強調されるアングルです。
No.D200_080103-57
2008年1月3日
500系
山陽新幹線 広島
W7編成です。先頭車前方には乗務員扉だけで,客用扉はありません。これが500系のぞみを短命に終わらせる一因となってしまいました。
No.D700_180502-105
2018年5月2日
500系 521-1 (W1編成)
京都鉄道博物館
TYPE EVAラッピングが施されて展示された521-1
(2018/05/26追加)
No.D700_180502-106
2018年5月2日
500系 521-1 (W1編成)
京都鉄道博物館
大人気なので人を入れずに撮るのは至難の業です。
(2018/05/26追加)
500系7000番台 V編成
No.D700_111112-83
2011年11月12日
500系
山陽新幹線 新大阪
新大阪22番線で発車準備中のV5編成です。現在はV編成として8両に短縮され山陽区間で運用されています。線路間にごつい柵があって編成写真が撮れません。残念ですね。

 2013年9月13日 作成
 2022年9月1日 編成表追加
 2022年9月1日 写真ワイド化完了
 2022年9月1日 写真を番台区分毎に並べ替え

■参考文献
 Wikipedia 新幹線500系電車