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900形 | |||||||||||||
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900形は神戸線の特急用として1930年に900〜919の20両が製造されました。両運転台式で,車体長約17.6m、車体幅2.74m,窓配置は,乗務員扉-窓-戸袋窓-客用扉-窓×8-客用扉-戸袋窓-窓-乗務員扉です。台車はボールドウィン形を履いています。78年3月に引退しました。末期には下の920系の編成表にあるように,920系や800系と編成を組んで活躍しました。正雀工場には900が原形に復元され保存されています。 |
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920系 | |||||||||||||
920系は1934年から1948年にかけ56両が製造された形式です。Mc(920)+Tc(950)とし,大阪方にMc車を配置しています。車体長は約17.6m,車体幅は2.74mで,900形の片運転台バージョンです。片運転台のため,窓配置は,乗務員扉-窓-戸袋窓-客用扉-窓×8-客用扉-戸袋窓-窓×2です。 ■1次車 920形(920〜924)+950形(950〜954) ■2次車 920形(925〜928)+950形(955〜958) ■3次車 920形(929〜933)+950形(959〜963) ■4次車 920形(934〜937)+950形(964〜967) ■5次車 920形(938〜942)+950形(968〜972) ■6次車 920形(943〜947)+950形(973〜977) |
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神戸線を最後まで走っていた800,900,920系の編成は下の7連3本です。1978年3月に900形20両が引退という記事があるので,時期は76〜77年と思います。900形は両運,編成中央の910,911,914は昇圧時に電装解除の上付随車化されていました。920系はMc+Tcの2連が基本でした。
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1982年頃の甲陽線の編成です。
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No.N8201-10 1982年1月17日 甲陽線 苦楽園口←夙川 973(943F) 3両 2扉車3両で余生を過ごす920系。夙川を出たところです。甲陽線の周囲は住宅地で,写真を撮るには環境が良くありません。 |
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2009年7月25日 ページ作成開始 2009年8月15日 ページ公開 2009年11月28日 編成表作成 2011年11月19日 形式毎ページ分離 ■参考文献 ・神戸大学鉄道研究会編 丙線 第30号 阪急電鉄特集 1984年11月発行 ・篠原 丞 2000系から8000系に至る阪急電鉄新系列高性能電車の系譜 鉄道ファン 328 1988年8月号 ・篠原 丞 2000系から8000系に至る阪急電鉄新系列高性能電車の系譜 鉄道ファン 332 1988年12月号 ・阪急電鉄・諸河 久共著 日本の私鉄F 阪急 カラーブックス 保育社 ・阪急電鉄開業100周年記念HANKYU MAROON WORLD 阪急電車のすべて 2010 阪急コミュニケーションズ |
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