EF81
1‐38 39‐74 75‐93 94‐105 106‐136 137‐152 300番台 400番台 450番台 500番台
【写真へ】
 EF81は3種類の電圧/周波数で電化されてきた日本海縦貫線を直通する目的で開発された電気機関車であり,DC1,500V,単相AC20kV /60Hz,および単相AC20kV /50Hzの電源に対応します。1969年の北陸本線糸魚川‐直江津間直流電化開業に合わせて営業投入されました。軸配置はBo‐Bo‐Bo,全長18,600mm,全幅2,900mm,運転整備重量100.8t,軸重16.8t,定格出力は直流区間で2,550kW,交流区間で2,370kW,最高運転速度110km/hとなっています。塩害や氷雪への対策として,従来の交流機では屋根上にあった断路器や遮断器,主ヒューズなどの特別高圧機器を室内に収容しているのが特徴で,屋根上には大形カバーに収納された主抵抗器とPS22形パンタグラフが搭載されました。
■ 新製車
形式 番号 製造年月 製造所 発注区分名 発注名目 仕様相違点・経歴等
EF81 1 1968/12 日立製作所 昭和42年度
第3次債務
北陸本線糸魚川‐直江津間電化開業用量産先行 量産先行機, 落成時は正面にAW‐5タイフォン装備
2 36 79
10 11 12 13
14 15 16 17
18 19
1969/5‐1969/9 日立製作所 昭和43年度
第4次債務
北陸本線糸魚川‐直江津間電化開業,信越本線直江津‐宮内間電化開業用 量産機, 抵抗バーニア制御器, 転換・界磁制御器, 主整流器変更, 主抵抗器容量増大で屋根上カバー形状変更
2022
23 24 2528
1969/7‐1969/9 三菱電機・三菱重工
29 30‐33 1969/9‐1969/10 日立製作所 昭和43年度
第5次債務
日本海縦貫線貨物列車増発用 スノープラウを6mm厚鋼板に変更
34 35‐38 1969/9‐1969/10 三菱電機・三菱重工
EF81 1
No.61‐28
1984年7月25日
EF70 1002, EF81 1
敦賀第二機関区
EF70中心の撮影会でしたが,EF81の試作機である1号機が登場し日本海マークを付け注目を集めました。EF81 1号機は糸魚川‐宮内間の電化を直前に控えた1968年12月21日,昭和42年度第3次債務にて日立製作所で落成しました。所属は富山第二機関区で,その後も富山区から離れていません。
(2007/01/06再スキャン 2023/03/07シャドウ調整)
No.100‐7
1985年4月28日
EF81 1
米原機関区
こちら米原ではEF58中心の撮影会が挙行されました。485系を眺めるちびっこファン達と1号機。区名札はもちろん「富ニ」です。
(2007/01/06再スキャン 2022/04/05ワイド化 2023/03/07色調調整)
EF81 2
No.3‐9
1983年3月27日
EF81 2+旧型客車
1247レ
北陸本線 米原
北陸本線福井行きの普通列車1247レを牽引して発車を待つEF81 2号機。EF81 2号機は昭和43年度第4次債務にて発注されたグループに属し,日立製作所にて1969年5月14日に落成,富山第二機関区に新製配置されました。以来富山機関区に所属しています。1247レは米原発8:00,福井着10:21でした。
(2007/01/06再スキャン 2023/03/07ワイド化)

EF81 3
No.303‐15
1993年8月13日
EF81 3+貨物
北陸本線 敦賀→新疋田
貨物列車を牽引するEF81 3号機。EF81 3号機は昭和43年度第4次債務にて日立製作所で製造され,1969年5月16日に落成,富山第二機関区に新製配置されました。以来富山機関区に所属しています。
(2007/01/07再スキャン 2023/03/07ワイド化)
EF81 6
No.62‐13
1984年7月25日
EF81 6+トキ
北陸本線 敦賀→新疋田
トキで構成された貨物列車を牽引するEF81 6号機。
(2012/09/22追加 2023/03/07シャドウ調整)
EF81 7
No.303‐26
1993年8月13日
EF81 7+タキ
北陸本線 敦賀→新疋田
タキ3両を牽引するEF81 7号機。EF81 7号機は昭和43年度第4次債務にて日立製作所で製造され,1969年6月10日に落成,富山第二機関区に新製配置されました。以来富山機関区に所属しています。
(2007/01/07再スキャン 2023/03/07ワイド化)
EF81 9
No.60‐11
1984年7月22日
EF81 9+14系
ミステリー大野
東海道本線 高槻←山崎
ミステリー列車を牽引して百山付近をゆくEF81 9号機。EF81 9号機は昭和43年度第4次債務にて日立製作所で製造され,1969年6月25日に落成,富山第二機関区に新製配置されました。以来EF81 1‐10号機の僚友と共に富山機関区に所属しています。
(2007/01/06再スキャン 2023/03/07ワイド化)
EF81 11
No.381‐15
1998年8月23日
EF81 11+タキ+空コキ
常磐線 川尻→小木津


若番EF81 11号機による貨物列車。
(2013/02/16追加)
EF81 12
No.380‐1
1998年8月1日
EF81 12+EF81(ムド)
常磐線 内原→赤塚
赤2号塗色EF81 12号機先頭の重連単機
(2013/02/16追加)
EF81 13
No.347‐4
1994年11月12日
EF81 13+タキ15600 12B
安中貨物
常磐線 内原←赤塚
東邦亜鉛のタンク貨車を牽引するEF81 13号機。EF81 13号機は昭和43年度第4次債務にて日立製作所で製造され,1969年7月11日に落成,富山第二機関区に新製配置されました。その後,1985年度にEF80置換え用として田端機関区に転属しています。このとき田端区に転出したのはEF81 11‐18号機です。
(2007/01/07再スキャン 2023/03/07ワイド化)
EF81 14
No.172‐32
1989年10月17日
EF81 14 貨物
常磐線 南中郷→高萩

赤2号に塗色変更されたEF81 14号機。EF81 14号機は北陸・信越本線(糸魚川・直江津・宮内)電化を目標とした昭和43年度第4次債務にて日立製作所に発注され,1969年8月21日に新製,富山第ニ機関区に配属されました。その後,1985年度にEF80置換え用として田端機関区に転属しています。
(2007/01/07再スキャン
 2023/03/07ワイド化)
EF81 15
No.61‐26
1984年7月25日
EF81 15+旧型客車
222レ
北陸本線 敦賀→新疋田
旧型客車8両を牽引し,敦賀第二機関区前,疋田ループへのアプローチとなる築堤をゆくEF81 15号機。EF81 15号機は昭和43年度第4次債務にて日立製作所に発注され,1969年8月22日に新製,富山第ニ機関区に配属されました。その後,1985年度にEF80置換え用として田端機関区に転属しています。222レは金沢5:56→9:19敦賀9:21→10:26米原というスジでした。
(2007/01/06再スキャン 2023/03/07ワイド化)
No.164‐33
1989年5月19日
EF81 15+81系ミト座
常磐線 日立→常陸多賀
「草津温泉の旅/水戸運転所号」のヘッドマークを付け,お座敷客車6両をもって常陸多賀駅に進入するEF81 15号機。
(2007/01/07再スキャン 2023/03/07ワイド化)
EF81 16
No.380‐9
1998年8月1日
EF81 16+コキ
常磐線 内原→赤塚
内原の田園地帯を下るEF81 16号機牽引コンテナ列車。
(2013/02/16追加)
No.381‐19
1998年8月23日
EF81 16+新トキ25000+タキ15600
5388レ 安中貨物
常磐線 川尻→小木津
泉‐安中間で運転されている東邦亜鉛の貨物列車を牽引するEF81 16号機。EF81 16号機は昭和43年度第4次債務にて日立製作所に発注され,1969年8月27日に落成,富山第ニ機関区に配属されました。その後,1985年度にEF80置換え用として田端機関区に転属しています。
(2007/01/07再スキャン 2023/03/07ワイド化)
EF81 17
No.159‐19
1988年10月30日
EF81 17 貨物
常磐線 日立←小木津
貨物列車を牽引するEF81 17号機。EF81 17号機は昭和43年度第4次債務にて日立製作所に発注され,1969年8月29日に落成,富山第ニ機関区に配属されました。その後,1985年度にEF80置換え用として田端機関区に転属しています。
(2007/01/07再スキャン 2023/03/07ワイド化)
No.302‐7
1993年7月16日
EF81 17 貨物
常磐線 赤塚→内原
車扱貨物列車を牽引するEF81 17号機。赤2号塗色となりましたが白Hゴムです。
(2007/01/07再スキャン 2023/03/07ワイド化)
EF81 18
No.21‐7
1983年8月28日
EF81 18
北陸本線 富山
富山駅構内におけるEF81 18号機。EF81 18号機は昭和43年度第4次債務にて日立製作所に発注され,1969年9月8日に新製,富山第ニ機関区に配属されました。その後,1985年度にEF80置換え用としてEF81 11‐17号機と共に田端機関区に転属しています。
(2007/01/06再スキャン 2023/03/07ワイド化)
EF81 19
No.62‐33
1984年7月25日
EF81 19 キハ回
東海道本線 新大阪
キハ40系,キハ58系の回送仕業に充当され,夕刻の新大阪に停車中のEF81 19号機
(2012/09/22追加 2023/03/07シャドウ調整)
EF81 20
No.59‐28
1984年7月18日
EF81 20 貨物
東海道本線 高槻→山崎
山崎をゆくEF81 20号機。EF81 20号機は昭和43年度第4次債務にて三菱電機・三菱重工に発注され,1969年7月23日に新製,富山第ニ機関区に配属されました。以来富山機関区に所属しています。
(2007/01/06再スキャン 2023/03/07ワイド化)
EF81 22
No.77‐12
1984年11月3日
EF81 22+コキ
東海道本線 高槻←山崎
コンテナ列車を牽引して山崎をゆくEF81 22号機。EF81 22号機は昭和43年度第4次債務にて三菱電機・三菱重工に発注され,1969年8月7日に新製,富山第ニ機関区に配属されました。以来富山機関区に所属しています。
(2007/01/06再スキャン)
EF81 23
No.69‐13
1984年9月15日
EF81 23+貨物
東海道本線 高槻←山崎
サントリーカーブから百山踏切に差し掛かるEF81 23号機牽引の貨物列車
(2012/09/23追加 2023/03/07シャドウ調整)
No.190‐32
1990年6月16日
EF81 23+タキ, キハ23
羽越本線 余目
タキ車を牽引するEF81 23号機が余目で陸羽西線のキハ23と顔を合わせたシーン
(2012/07/15追加 2023/03/07ワイド化)
EF81 25
No.99‐18
1985年4月28日
EF81 25
米原機関区
米原機関区のEF58撮影会で後ろにいたEF8125。旧客やEF65など活気付いていました。EF81 25号機は昭和43年度第4次債務にて三菱電機・三菱重工で製造され,1969年8月23日に落成,富山第ニ機関区に配属されました。
(2023/04/13追加)
EF81 28
No.96‐24
1985年3月24日
EF81 28+24系25形
日本海
東海道本線 高槻←山崎
日本海のヘッドマークも誇らしげに快走するEF81 28号機。EF81 28号機は昭和43年度第4次債務(2‐28号機)の最終ナンバーとして三菱電機・三菱重工で製造され,1969年9月18日に落成,富山第ニ機関区に配属されました。以来富山機関区に所属しています。
(2007/01/06再スキャン 2023/03/07ワイド化)
EF81 30
No.60‐9
1984年7月22日
EF81 30+コキ
東海道本線 高槻←山崎
コンテナ列車を牽引し百山踏切付近を走行するEF81 30号機。EF81 30号機は昭和43年度第5次債務(29‐38号機)のロットとして日立製作所で製造され,1969年9月19日に落成,富山第ニ機関区に配属されました。以来富山機関区に所属しています。
(2007/01/06再スキャン 2023/03/07ワイド化)
EF81 35
No.62‐14
1984年7月25日
EF81 35+旧型客車
224レ
北陸本線 敦賀→新疋田
米原行き普通列車を牽引し敦賀を出発するEF81 35号機。EF81 35号機は昭和43年度第5次債務(29‐38号機)のロットとして三菱電機・三菱重工で製造され,1969年9月27日に落成,富山第ニ機関区に配属されました。以来富山機関区に所属しています。224レは福井10:15‐11:22敦賀11:49‐12:48米原というスジでした。
(2007/01/06再スキャン 2023/03/07ワイド化)
EF81 機番不明
No.259‐17
1992年4月4日
EF81+ワム80000
貨物列車
常磐線 内原←友部
ソメイヨシノが満開の田園地帯をゆく赤2号塗色EF81,ワムハチの下り車扱貨物。手前の石碑は光明真言百万遍供養塔。
(2022/04/05追加)

 2004年3月5日 ページ新設
 2023年3月7日 キャプション欄左右入替完了
 2023年3月7日 機関車番号区分を1‐20号機から1‐38号機に変更
 2023年3月7日 写真ワイド化完了
 2023年3月8日 新製車一覧表を追加
 2023年3月8日 新製車一覧表の機関車番号から写真へのリンクを設置
 2023年3月9日 新製車一覧表に仕様変更点追記


■ 参考文献
 鉄道ファン1996年9月号 No.425 EF81オールラウンダー

1‐38 39‐74 75‐93 94‐105 106‐136 137‐152 300番台 400番台 450番台 500番台

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