阪急電車

8300系

 8300系は8000系の京都線バージョンで,VVVFインバータ制御を導入するとともに,正面に額縁デザインを採用して左右の窓も屋根近くまで大型化して,その上部に表示幕を収めるなど,車体デザインが斬新なものに変更されています。側面の窓も上下がワイドになっています。8000系と同様に,全車がアルミ車体であり,前面デザインには4種類のパターンがあります。

 ■1次車 8300F〜8302F,8310F〜8312F,8330F,8331F 額縁スタイル (1989年5月〜1993年3月)
 ■2次車 8303F,8313F〜8314F,8332F,8333F   前面くの字傾斜形,前面方向幕大型化 (1993年9月〜1994年7月)
 ■3次車 8304F  前面窓下部拡大,前面部車両番号電照式 (1995年1月)
 ■4次車 8315F   LED車内案内表示,ロールカーテン (1995年10月)

2019/04
No.D700_190430-014
2019年4月30日
宝塚線* 梅田
8303F
準急 河原町行



2次車の8303編成。
(2019/06/08追加)
No.D700_190430-021
2019年4月30日
宝塚線* 梅田
8312F 6両
快速特急 嵐山行「さがの」



嵐山線に乗り入れる関係で,1次車の6両編成である8312Fが充当されています。
(2019/06/08追加)
No.D700_190430-132
2019年4月30日
宝塚線* 梅田
8314F 6両
快速特急 「さがの」快速



上と同じ嵐山線快速特急「さがの」運用の8300系ですが,8312Fと8314Fでは大きくイメージが異なります。
(2019/06/23追加)
ボルスタレス台車装備の8314F。ボルスターアンカーがなくかなり違和感あります。
(2019/06/23追加)
No.D700_190430-146
2019年4月30日
宝塚線* 梅田-十三
8314F 6両
快速特急 嵐山行 「さがの」
2017/07
ボルスタレス台車を装備している中期型の8314Fです。
(2017/07/23追加)
No.D700_170708-017
2017年7月8日
京都線 淡路
8414(8314F) 8両
普通 天下茶屋行
古都ラッピングとヘッドマークを付けた8313Fです。
(2017/07/17追加)
No.D700_170708-032
2017年7月8日
京都線
 淡路
8413(8313F) 8両
普通 天下茶屋行
額縁タイプの8312Fです。
(2017/07/17追加)
No.D700_170708-047
2017年7月8日
京都線 淡路
8412(8312F) 8両
特急 梅田行
2011/11
No.D700_111113-111
2011年11月13日
宝塚線
* 十三←梅田
8413(8313F) 6両
快速特急 嵐山行

嵐山線乗り入れのため6両で運行される8313Fです。梅田発着の嵐山直通快速特急である"さがの"マークを取り付けています。車番が車掌台の窓下に移動していますが,なんだか落ち着きません。ボルスタレス台車を履いているので下回りも違和感があります。
No.D700_111113-122
2011年11月13日
京都線 桂
8411(8311F) 6両
直通特急 嵐山行

こちらは天下茶屋発着の嵐山直通特急"ほづ"に充当される8311Fです。末尾の1がHMの右から見えています。
No.D700_111113-128
2011年11月13日
嵐山線 松尾
8312F 6両
快速特急 河原町行

河原町発着の快速特急"おぐら"の看板を取り付けた8312Fが松尾に停車します。
No.D700_111113-135
2011年11月13日
嵐山線 松尾
8304F 6両
普通 桂行

おぐらの看板のまま桂行きの普通に充当される8304Fは3次車で,両側の窓を下に拡大して車番を窓枠内に取り込んだバージョン。
No.D700_111113-122
2011年11月13日
嵐山線 嵐山
8411(8311F) 6両
回送

誰もいないように見えますが列車到着時にはめちゃくちゃ混雑していました。

*京都本線の起点は十三であり,梅田-十三間2.4kmは宝塚線の複々線扱いとなっています。

 2011年11月19日 ページ新設


■参考文献
 阪急電鉄開業100周年記念HANKYU MAROON WORLD 阪急電車のすべて 2010 阪急コミュニケーションズ


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