阪急電車

2800系

 クロスシートを備えた京都線の2扉特急車として絶大な人気を誇った2800系は,1964(昭和39)年,2300系と同じ機器を使用して誕生しました。特急看板を2枚取り付け京阪間を疾走する様は壮観でした。竣工時は5両編成でしたが,順次中間車を増備し,1972(昭和47)年には全編成が8両化されました。1975年に6300系がデビューすると次第に特急運用は減少し,3扉に改造されて京都本線の普通や千里線の運用に活躍しました。

No.50-29
1984年4月22日
宝塚線* 十三→梅田
2853 (2813F) 7両
普通 梅田行


写真の2813Fの編成は,ドアカットステッカーがないことから,梅田側から2両目の2883が抜かれた後の7両,2813-2833-2863+2803-2893-2843-2853と見られます。なお,大宮駅のホーム10両化延長工事は1986年7月に完成し,この時点でドアカットが解消しています。
No.N8209-7
1982年4-6月
宝塚線* 十三→梅田
2854 (2814F) 8両
急行 梅田行


2854の扉に張られているステッカーは西院と大宮でのドアカット案内表示です。ということで,編成は8両フルの2814-2884-2834-2864+2804-2894-2844-2854です。

*京都本線の起点は十三であり,梅田-十三間2.4kmは宝塚線の複々線扱いとなっています。

 2009年7月25日 ページ新設工事開始
 2009年8月22日 ページ公開
 2011年11月19日 形式毎にページ分離

 ■参考文献
 ・神戸大学鉄道研究会編 丙線 第30号 阪急電鉄特集 1984年11月発行
 ・篠原 丞 2000系から8000系に至る阪急電鉄新系列高性能電車の系譜 鉄道ファン 328 1988年8月号
 ・篠原 丞 2000系から8000系に至る阪急電鉄新系列高性能電車の系譜 鉄道ファン 332 1988年12月号
 ・阪急電鉄・諸河 久共著 日本の私鉄F 阪急 カラーブックス 保育社
 ・阪急電鉄開業100周年記念HANKYU MAROON WORLD 阪急電車のすべて 2010 阪急コミュニケーションズ